今夜味わうのは、ブーランジュリ ア・トン・コテ(札幌市中央区)の「洋なしのデニッシュ」。幾重にも重なる香ばしいデニッシュ生地と、みずみずしい洋なしのコンポートが印象に残る一品でした。
今日一日、本当にお疲れ様。
昼間、小麦の香ばしい香りに包まれた店内で、思わず足を止めた。私がフルーツの中で一番好きな、洋なし。
大通東の「ブーランジュリ ア・トン・コテ」で出会った、洋なしのデニッシュ。
今夜もグラスにウイスキーを静かに注ぐ。お気に入りの器にそっとのせ、写真を一枚。小さな楽しみの時間が始まる。
今夜、選んだパンは
仕事や家のことをひと通り終え静かになった自室。洋なしデニッシュを紙袋から取り出しじっくりと眺める。

こんがりと、きれいな焦げ目をまとったデニッシュ生地。中央には、大ぶりの洋なしのコンポートが主役のオーラををだしている。一体、どんな層になっているのだろう。
デニッシュにナイフを入れた瞬間、「パリッ」と小気味よくて気持ちのいい音が響く。

艶やかな見た目の通り、果肉はみずみずしく、やわらかい。
生地と果肉の間に挟まれているのは、たっぷりのアーモンドクリーム。きめ細かいというよりは、どこか粗ごしっぽさが残る。
断面のグラデーションが、とても美しい。しっかりと写真におさめておく。
ザクッと響く、至福のひととき
ひと口かじる。幾重にも重なったデニッシュ生地は、しっかりと深く焼き込まれていて、「ザクッ」とした力強い食感が心地いい。

洋なしとアーモンドクリームの調和
洋なしは、素材本来の食感もしっかりと残っている。みずみずしさを感じたあとに、その下にあるアーモンドクリームの旨味が追いかけてくる。それぞれが個性を放ちながらも、口の中でひとつにまとまっていく。
味わいは、甘美でありながらも甘さは控えめ。大きすぎないサイズは私の夜のおやつとして、これ以上ないほどちょうどいい。

今夜の記録
店頭には、思わず目移りしてしまうほど魅力的なスイーツ系のパンが並んでいた。SNSでもおすすめを教えていただいたので、次はそれを目当てに訪れてみたい。
まだ知らないパンとの出会いが、このお店にはたくさん残っている。また、バスセンター前まで足を運ぼう。
memo
─── パン
洋なしのデニッシュ
2026年4月購入
─── お店
ブーランジュリ ア・トン・コテ
(BOULANGERIE à ton côté)
札幌市中央区大通東3丁目1-1 トルチュビル1階

